二足亭三文の「らくご者(モノ)の日常 -新作アニメ他-」

第五十四回


すっかり秋空めいて来ましたが、同時に大型化している台風も心配な今日この頃、如何お過ごしでしょうか?


秋のアニメ新番。楽しみは何と言っても3月のライオンでしょうか。なにせ、あのシャフトさんが制作する上に、監督が新房さん。美術監督にはあのムーミンでお馴染みの名倉さんですよ。相当美しい画面に仕上がると思います。勿論、物語も盛り上がる事間違いなしですが。

それから、始まりましたね、ブブキ・ブランキ星の巨人。

そう、あの巨人の星の続編ですよ。大リーグボール3号の投げすぎで左腕を壊してしまった星飛雄馬が、ブブキの左腕を借りて完全復活し、立ちはだかるカープ軍団と戦うが、カープの圧倒的な強さの前に屈してしまうと言う物語。えっ?違う?おかしいなあ、すでに二話を見たのに脳内変換されてる?兎に角、頑張って前回同様に突っ走ってほしいぞ小松監督!と応援したところでこの件はおしまいにして、、、


最近、本当に物忘れが激しくなってます。同世代の人と話してると、本当にあれとかこれとかの会話しか出てこない。特に弱いのが人の名前。もう致命的に思い出せない。顔は思い出せるのに名前が出ないなんて、使ってる脳の部位が違うからだと思うのですが、どうせ思い出さないなら顔も名前も思い出さない方がすっきりしますよね。人間の脳ってめんどくさいやっちぇやなあ。

顔だけ思い出して名前を思い出さない俳優なんかは、出演していた映画やドラマを手がかりにグーグル先生に教わったりしますが、それもうまく思い出せない時は本当に苦労します。てか、別に俳優の名前を思い出す必要ないのですが。それより困るのは無名の知人で、共通の知人の話をしている時に名前も周辺情報もあまり思い出さない場合はいらいらしっぱなしです。

誰か、こんな時にうまく思い出す方法知りませんでしょうか?と聞かれても困りますよね。


ところが落語を覚えるのは意外にも、それほど苦労はありません。勿論、寿限無のように言い立ての部分をきちんと覚えなくてはいけない場合は苦労しますが、年を取っている分だけ色んな意味でパターンが入っており、粗筋さえ抑えておけば後は、毎回、創作気味に思い出せばよいのです。

この方法の欠点は、なぜかやるたびにキャラクターが微妙に変わり、そのために話も会話も結構変わってしまうところですが、まあ、私の落語など同じ人が聞いている事などないので、ダイジョウブイ!という事で、この間やった「抜け雀」をまた、かける事になったのですが、どうなることやら。(それ以前に活舌直せって指摘もありますが)

で、この抜け雀かけたらどうなったかと言うと、思いっきり一つのシークエンスを飛ばしました。あちゃーと言いながら後のシークエンスを調整して誤魔化そうとしたのですがうまくいかず、、、

まあ、人生は後悔しながら進んでいくしかないのですな。


いやー、クライマックスシリーズはベイスターズですか。投手層の厚さと打線のレベルの高さで十分勝てると思いますが、今から応援モード全開で行きたいと思いますので、今日はこれまで。