今日の一杯 中村麺三郎商店(vol.309)


みなさまこんにちわ。


先週は老舗、今週は生まれたての新店をご紹介したいと思います。


話は今年のGWまで遡ります、今年は若干無理やりではありますが連休をいただきひたすらラーメンを食べ続けるという素晴らしい日々を過ごすことができました。


この際Twitterとinstagramで諸々の情報を集めていたのですが、突如としてTwitterで盛りあがりを見せたのがこちらのお店です。


淵野辺に、砦出身で兄弟子にほしちゅう(地球の中華そば)の店主を持ち、淡麗系が看板と思しき店舗が5/2(月)にオープンする、という情報がちょっとしたバズを見せていました。


何を隠そうこの淵野辺というみなさんの大半にとって初耳であろう地名は僕にとっては青春の後半を過ごした大学がある土地だったのでコレは行くしかない、けど何でこんな辺鄙(失礼)な所に出店するのだろう、町田とかならちょこちょこ有名店もあり連食目当てのラヲタを囲い込めるものを、と思いました。


初日の昼の評判がinstagram中心にとても良くて、ものすごく掻き立てられたので夜営業があるものと信じて、大学の写真を撮って大学時代の友人に向けて「チャリで来た」とfacebookで投稿するためだけに自転車にまたがって片道25km、途中やたらめったら登りばかりの道を突き進みました。


道自体は都内の自転車乗りにはお馴染みの尾根幹を進み、鎌倉街道で左折、行きは一気に下って爽快そのものでしたが、1~2km下るということは帰りには1~2km登るということを意味しており、ちょっと帰りたくない気分になっていました。


鎌倉街道の途中でもう一度曲がるとと後は道なりまっすぐで淵野辺に到着です、25kmという距離は正直お散歩レベルなのですが、尾根幹は行きは登り中心であることと、Googleマップを見ながらの初めての道、ということですごく消耗しました。


夜営業が始まる30分程前に到着しそわそわしながら10年以上ぶりの淵野辺をフラフラしていましたが無情にもその時は訪れました・・・




プースーが切れたということで、、、GWの真ん中で僕は淵野辺で絶望していました。


2日はカレンダー的には黒い日だったので超混雑店のしば田(追ってこちらもBLOGうpすると思います)の昼営業に滑り込んでいたので麺を啜る欲は大分満たされていたのがせめてもの救いです。こうなるともう淵野辺に代替案は無さそうだったので来た道をただひたすら戻って帰路に着きました。


これで終わるとBLOG史上初の結果食べてない、になってしまいますが、当然のように即リベンジを果たしております。


あけて5/4、心は早く淵野辺に向いたいのですが、出遅れた為町田で一杯ラーメンをひっかけて待機、夜営業があるか無いかのツイートをひたすら待ち続けていました。


果たしてついに夜営業があるという旨のツイートが発されたので急いで横浜線のホームに向いました、目の前で各駅に発車される、次の電車が快速だかなんかで淵野辺に止まらない、などのハプニングを経ている間に開店前にたどり着けずで満席の店の外で待たされました、人数の少なさや練度などもあり待ちの先頭でしたがけっこう待ちました。



中村麺三郎商店

住所:〒252-0206 神奈川県相模原市中央区淵野辺4-37-23 ※淵野辺駅徒歩7分程

営業時間:月・木~日 11:30〜15:00/18:00〜21:00 火 11:30〜15:00

定休日:水曜日


砦は一風堂出身の豚骨でしたが、ほしちゅうは淡麗系の塩がメインで醤油も坦々麺も美味い、の店ですが、その例に漏れずこちらのお店も非豚骨ラーメン店です。


砦と言えばプリキュアのふりかけがあったことがあまりにも衝撃的で味の記憶が吹っ飛んでいますが、個人的にはほしちゅうの方が美味しかったはずだと思います、ほしちゅうはここ最近食べた一杯の中でもトップクラスに美味しかったですし。


と、いうのと豚骨ラーメンを長い事都内で好んで食べなくなってしまったので趣味嗜好の問題であって、砦好き、って人たしかに周りにいたな、最初に砦食った時には一風堂より美味い、スゲー、って思ったのですごいお店なのかもしれないです。


それはさておき食べる前に得ている情報でこのお店が美味しい、ということはわかっていたので後はどのくらい美味しいか、というハードルが上がった状態での着丼です。




海老ワンタン醤油らぁ麺 950円


素直に特製とかにしたかったのですが、海老ワンタンが好きなのでつい浮気しました。


清湯系、極細の自家製麺、表面に浮かぶ油がなんとも言えない風情を醸し出しています。海老ワンタンは大振りな物が3つ入って、鶏・豚チャーシューは鶏チャーシューが大分好みの味。スープは鶏、豚骨、牛骨、本枯節、煮干など様々な食材を合わせたものだが、鶏系統に寄っているのでざっくり鶏清湯系統の一杯と言える、鶏単体の物に比べると甘さが控えめな点や醤油が立っている点、前半~終盤にかけ温度やなんやかで味の印象が少しずつ変わる点などが異なる、どちらが好きかは好みの問題です。


基本的にはBLOGでは美味いかすごく美味いかをご紹介しているのですが、これはスゲー美味かったです、位置が微妙過ぎますが、わざわざ食べに行っていいな、と紹介したい一杯でした、個人的には適度な登りなので次は塩を倒しに自転車で再訪したいな、と思っています。


困ったことに白湯もあるので2回以上は再訪の必要がありますね、慣れてきたタイミングでの醤油の再確認もしておきたいです、、、町田をうまく絡ませるなどして向かいたいと思います。


以前は新しい店を紹介すべく新規開拓に重きを置いていましたが、一度BLOGをお休みしてからは複数看板のお店で初見が好きなら早めに全部倒そう、という気持ちになりました。


とはいえ休止期間の食べ溜めがあるので書きさえすれば100杯以上は新規でご紹介できると思います、ので頑張ります。


さぁ~て、この次も、サービス、サービスゥ!


PR01. 三野


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