RADIO EVA STORE 5周年記念 河村康輔インタビュー

来るRADIO EVA STOREの5周年を記念し、日本国内のみならず世界中から注目を浴びるコラージュアーティストの河村康輔さんとのコラボレーションが実現!

5周年を記念した河村康輔デザインによるオリジナルのエヴァンゲリオンアートを初公開!!



今回、このコラボレーションを記念しRADIO EVAクリエイティブディレクターの加藤と河村康輔さんによる対談が実現。

コラボレーションアートのデザイン意図やエヴァンゲリオンへの想いなど、ファン必見の内容になっています!






加藤:この度、RDIO EVA STORE5周年を記念したアートを制作頂き有難うございました。河村さんらしいエッジの効いたアートですが、コンセプトをお教え頂けますでしょうか?


河村:元々エヴァンゲリオンに持っていた私のイメージはデジタルとアナログが融合したイメージでした。私の作風もデジタルとアナログの両側面をモットーにしており、相当マッチしたコラボレーションになると直感的に思いました。あえてコンセプトを言うのであれば双方において「ありのまま」がコンセプトです。


加藤:エヴァンゲリオンに最初に触れたのはいつ頃でしょうか?

また、エヴァンゲリオンというアニメ作品を最初にご覧頂いた際の、当時のイメージや印象などお聞かせください。


河村:20数年前に初めてエヴァに触れました。

その時思ったのは直感的に未来感でした。 エヴァと出会ってロボットの概念を変えられました。元々アニメのロボットは無骨なカクカクしたイメージでしたが、エヴァと出会いプロダクトとしての機体のフォルムが完璧な黄金比なことに衝撃を得ました。それと作品に使われるさまざまなカラーリングが完璧さを得たのを記憶しています。


加藤:エヴァンゲリオンという作品が河村さんに与えた影響などはありましたでしょうか?


河村:エヴァ以前までは、あまりアニメを見ませんでしたが、エヴァをきっかけに他のアニメを見る様になった。

アニメは我々の当時の若い私達にとっては率直に“オタク”だからダサいという概念がありましたが、その凝り固まった概念を覆されたのを記憶しています。偏見がなくなった事でその後日本が誇れるモノの大切に気づきました。本当に真意を分かってくれる人だけにむけた玄人向けの構成に衝撃をうけた。そして深掘り癖がついた。


加藤:エヴァンゲリオンに登場する様々なキャラクター、機体、モチーフで最も好きなもの(影響を受けたもの)はなんでしょうか?  また、その理由もお聞かせください


河村:男女問わずプラグスーツが一番好きかも。

ロボットと一体になるために可能な限り人間の皮膚に近い状態にしている点。

ロボットの赤ちゃんって思ったことを鮮明に記憶している


加藤:河村さんから見る、エヴァンゲリオンが他のアニメ作品と異なる点、エヴァらしさとはなんでしょうか?


河村:作品の深さにつきます。


加藤:5周年を迎えるRADIO EVA STORE@渋谷パルコに一言お願いいたします!


河村:そもそもラジエヴァを全く認知していなかったけど、インタビューアーの説明を聞いてラジエヴァの功績はでかいと思います

元来販促物の印象だったアニメグッズだった価値観を変えた存在なのでがんばってください。おめでとうございます!!


加藤:有難うございました!



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>>>河村康輔

1979年広島県生まれ。アーティスト/グラフィックデザイナー。コラージュアーティストとしてアーティストとのコラボレーションや国内外での個展、グループ展に多数参加。代表作に大友克洋氏の初の大規模原画展『大友克洋GENGA展』(2012)メインビジュアル制作やAKIRAを使用したコラージュ作品「AKIRA ART WALL PROJECT」の発表(2019)、個展 『TRY SOMETHING BETTER』(2021)など。現在もアパレルブランドへのグラフィックワーク、ジャケット、書籍の装丁、広告デザイン、アートディレクションで活躍している。2021年にUTのクリエイティブディレクターに就任。

https://www.instagram.com/kosukekawamura/